四極制覇とは
四極制覇とは日本列島の東西南北全ての端へ到達することで、具体的には、納沙布岬・神崎鼻公園・佐多岬・宗谷岬への到達を指します。
これらの場所に到達すると証明書がもらえ、四極制覇した証が手に入れられるのです。
四極への到達を証明する証明書は各地の役所や観光案内所に置いてあり、入手料金は無料です。
営業時間内に手に入れられなかった方のために、郵送での受け渡しにも対応しています。
証明書には緯度・経度・各地のロゴマークが記載されており、思い出になるもの間違いなしでしょう。
四極制覇のおすすめルート
四極制覇で最北端と最東端とされるのは北海道で、最西端は長崎県、最南端は鹿児島県です。
そのため、ツーリングする場合は、北海道と九州地方で分けて考えるとよいでしょう。
おすすめのルートとしては、最西端長崎県佐世保市の神崎鼻公園を最後とするルートです。
というのも、佐世保市では四極全てを訪れたと証明する「日本本土四極踏破証明書」がもらえます。
そのため、佐世保市を最後のルートとした方が効率よく5枚目の証明書を入手できるのです。
5枚目の証明書をもらうためには四極それぞれの到達証明書が必要となりますが、証明書が手元にない時は写真での証明も可能です。
佐世保市のホームページなどから入手できる申請書を佐世保市役所へ提出すると、5枚目の証明書がもらえます。
郵送での提出も可能です。
納沙布岬と宗谷岬は同じ北海道ですが、距離は非常に遠いため、途中で程よく休憩しながら進む必要があります。
どちらも最寄駅からのアクセスがよいため、出発地点は自分の好みで決めるのがよいでしょう。
各地のおすすめ周辺スポット
納沙布岬周辺の納沙布岬灯台は、最も早く朝日が見られる場所として有名です。
せっかく来たのであれば、朝早く起きて朝日が昇る瞬間を眺めましょう。
周辺には他にオーロラタワーなどがあり、96mの高さから北海道の絶景を眺められます。
宗谷岬周辺の飲食店「ゲストハウスアルメリア」では、地元の特産品を使ったメニューを食事可能です。
宗谷黒牛や地元でとれた海鮮メニューの数々は、試さないわけにはいきません。
佐多岬は、霧島錦江湾国立公園の一部に含まれる国立公園です。
特別天然記念物に指定されているソテツの木があるので、見ているだけでも楽しいでしょう。
シンボルのようにそびえ立つガジュマルの木は、眺めるだけでも十分圧倒されます。
神崎鼻公園は納沙布岬とは反対に、日本列島で最も遅く沈む夕日を見られる場所です。
九十九島を背景に夕日を眺められ、フォトスポットとしても最適な所となっています。
公園内には他にも大きなモニュメントや日本地図があり、訪れた記念として写真に残せるようなスポットが多いのです。