心身のリフレッシュ
出張が重なり、休日が取れない日々が続き、かなり疲れました。
若いときはそれでもバイクに跨り、ツーリングを強行していたのですが、さすがに30歳を超えると無理が利かなくなってきます。
年上のツーリング仲間にいわせると「40歳になると」「いやいや50歳になると」と、違った意味での自慢が始まるのですが、体的にも精神的にも疲れているときには、ただ走るだけが目的のツーリングはさすがに辛いものがあります。
そこで思いついたのが、「温泉めぐり」です。
出張が重なったために、振り替えで休みをもらったので、平日のため休みが重なっている人はいません。
どうせソロツーリングであるならば、普段のツーリングではできないことをやってみようと思い、日帰りで温泉めぐりたらい回しツアーを観光してみました。
通常の温泉めぐりは、同じ温泉の違うお風呂を楽しむのですが、日帰りで違う温泉をどれだけ回れるかということをやってみました。
なるべく多くの温泉を周りたいので、思いつきでは行っていては間に合いません。
セオリーとしては、遠くから近くに戻ってくるほうが楽なのですが、それでは記録が限られてしまいます。
そこで始めに近くから攻め、時間の続く限り遠くに足を延ばす作戦を立てました。
スムーズにことを進めるためには、まず温泉がその日に営業しているか、そして営業時間です。
到着して開いてないでは意味がないどころか、時間とガソリン代の無駄になってしまいます。
初めていく場所もありますので、道順もあらかじめPCで調べ地図にチェックをいれておきました。
私はツーリングの際にはGPSではなく地図を使用し、探しながら知らない街を走るのが楽しいという主義なのですが、今回は時間が勝負になってきますので、そうとばかりも言ってられません。
スマホのナビより地図のほうが慣れているので、近くまでは地図を使い、目的の建物(温泉施設)に近づくとPCで調べた道順を頼り(メモ書き)にすることにしました。
結果としてはこれが功を奏し、一度も迷うことなく、目的地にたどり着くことができました。
疲れをとるはずが
ですがこのツーリングで気づいたことがあります。
もともとこの日帰り温泉めぐりたらいまわしの旅は、体が疲れ、精神的にも疲れているから実行したのですが、1軒につき1時間以内で、次への移動に1~2時間。
近所の24時間スパで早朝から始め、最後の10時営業終了の温泉にたどり着いたときには、ほとほと疲れ果てました。
疲れをとるために計画したのに、疲れてしまったという本末転倒な旅でした。
後日、前出したツーリング仲間に事の顛末を話すと、「若いから出来ること」と笑われてしまいました。
確かに自分でも無謀だとは思いましたが、計画を立てているとき、残り時間と現状を比較しているときは、楽しくてしょうがなく、疲れなど忘れていました。
10年後に同じことをやれといわれても、計画だけで終わると思います。