日本最北の国道・オホーツクラインを走ってみたい。

オホーツクラインはどんな所?

オホーツクラインとは、日本最北の街と言われる稚内市を拠点にし、日本最北端の宗谷岬を経由して網走市まで伸びている道路です。
道路の長さは319kmにもおよび、地図には国道238号線と記されています。

オホーツクラインは、オホーツク海を望みながら海に面した小さな町を経由しながら少しずつ南下しており、大半のエリアで美しいオホーツク海を望めるという特徴があります。
バイクのツーリングロードとしても人気が高く、日本各地から季節を問わずにたくさんのライダーが足を運び、ツーリングを楽しむことでも知られています。
バイクでツーリングを楽しみたい人にとっては、オホーツクラインはまさに、ツーリングの聖地と言っても過言ではありません。

オホーツクラインの魅力

オホーツクラインの魅力は、市街地以外ではほとんど交通量がない道路を海を眺めながら走れるという点です。
この道路は国道で、市街地では交通量がとても多く、生活道路としてたくさんの人が利用しています。
大型のトラックや観光バスなども多く走行しているため、ツーリングロードとしては若干走りにくいと感じるかもしれません。

しかし交通量が多いのは市街地のみで、市街地を離れると、広々とした道路にほとんど交通量がなく信号もほとんどありません。
まっすぐに伸びる道路を信号や交通量によるストレスを感じることなく、思い切りクルージングで楽しむことができます。

ライダーのツーリング道路として人気のスポットには、ワインディングや高速で思い切り飛ばせるまっすぐな道路が長く伸びているスポットなどがたくさんああります。
オホーツクラインにはそうした特徴はなく、美しい景色を堪能しながら海岸道路を走れるという魅力があります。
最初から最後まで走ると300km超の超長距離コースとなりますが、走り出すと意外と距離を感じさせない絶景を堪能できます。

周辺のおすすめスポットはココ!

オホーツクラインの見どころやおすすめスポットは、たくさんあります。
例えば猿払村から浜頓別町にかけて伸びるアップダウンの区間は、ちょっとしたワインディングを楽しめる他、北海道ならではのダイナミックな丘陵をツーリングで楽しむことができます。
また、丘陵のピークから見下ろす海外泉は北海道でしか見ることができない壮大さを感じさせてくれます。

浜頓別町で絶景を楽しむなら、猿払村道エサヌカ線もおすすめです。
まっすぐ一直線に伸びる道路が続き、空へ吸い込まれていくような幻想的な風景を楽しめます。
ここは浜頓別町をカットしてショートカットできる道として知られていますが、バイクのツーリングロードとしては意外と知られていない穴場ロードでもあります。