バイク乗りの夢
バイクを乗っている人ならば誰もが夢に見るのが、日本一周です。
日本は、海岸沿いにほとんどのエリアを走破することが可能となっている国ということは一般の方でも知っている方は多いかと思いますが、沖縄を除けばバイク一台だけで本当に可能なのです。
日本一周の難しさ
走行距離にして、およそ12000kmですから、一日に500km異動をしても達成までには1カ月近くかかってしまう計算となります。
学生ならまだしも社会人となってしまうと、この達成はなかなか難しいものです。
さらに、走行距離が延びれば延びるほど、問題となるのが費用の問題です。
私の愛車であるドラッグスターは、決して燃費の悪いバイクではありません。
しかし、それでもリッターあたりの走行可能距離は25km前後が経験上の燃費。
長距離ツーリングであればもう少しドライビングテクニックによって向上させることはできますが、できてもせいぜいプラス3km程度なので、12000kmを走破しようと考えたらそれだけでもかなりの出費となってしまいます。
また、もしもの時のためのメンテナンス費や、装備をきちんと席際しなければならないことなども障害となってきます。
日本一周の難しさは、燃料費だけでなく、宿泊費や食費も大きくかかることもあります。
当然日程を長く設定すればするほど、宿泊回数は増えますし、食費をケチって自分自身がガス欠になることや、体調不良となってしまっては本末転倒ですからね。
このため、燃料費と宿泊費、食費を合わせてバイク乗りの間ではBIG3と呼ばれており、ツーリングにおける最大の敵となっています
このため、いざ日本一周をしようと考える場合にはまずはどれくらい貯金をしなければならないかという試算をしなければなりません。
これが、中々目処が立たないために、決して不可能な距離ではないのにもかかわらず、夢の日本一周となってしまうのです。
ツーリングプラン
日本一周をするとなれば、そのプランは重要なものです。
少しの狂いもないように計画をしておきながら、実際には、思いもよらないような部分で足止めを食らってしまう可能性もあります。
これだけの長期間のツーリングとなれば雨はいずれかのタイミングで遭遇するものになりますし、それらを予測したうえで計画を立てるべきでしょう。
私の場合は、関東地方から先に北上をして北海道を目指し、そこから鹿児島を目指してツーリングをするというプランがあります。
このプランは海岸線を通って行くものですから内陸部にはあまり立ち寄れないのですが、どうしても行きたいという場所もいくつかあるため、内陸部も少しずつ入り込む形で総走行距離は14000km前後となります。
また、日数も呼び日も計算して40日程度と見積もっていますが、前日や帰ってきた後にすぐに仕事というわけにはいきませんから、会社自体は50日前後空けなければならなくなってしまいますね。
体力のあるうちに挑戦したいとは思っているのですが、経済的にも日程的にも難しそうです。
なんとか、目処を立てて挑戦したいという夢を忘れずに、明日からも頑張ろうと思います。