都内ナイトランツーリング

ナイトツーリングはライダーの楽しみのひとつ

太陽の光を浴びながら、景色を楽しみつつ走るツーリングもよいですが、夜の道を風を切って走るツーリングも楽しいものです。
都心だと、キラキラ輝くネオンを見ながらライディングを楽しむことができ、これがまたとても気持ちよく走れます。
そこで、都心のツーリングの楽しみ方を少しご紹介したいと思います。

夜のツーリングはやっぱり首都高がおすすめ

首都高はゆるやかなアップダウンで走りやすい道路なので、夜のツーリングにピッタリです。
まれに深いカーブがありますが、それもライディングを楽しむ要素として考えればよいスパイスになります。
日中は常に渋滞しているので、「こんなに混んでてツーリングが楽しめるの?」と思うかもしれませんが、深夜の首都高は交通量がぐっと減り、快適なライディングを楽しめるんですよ。

首都高は利用料金が1,000円弱かかりますので、高速道路の中では割高ですが、その分ライディングを満喫できますので、元は十分取れると思います。
意外と知らない人もいるようですが、首都高は「有料道路」なので、一般の高速道路のように制限速度は100kmまで、と決まっていません(ちなみに高速道路の制限速度は、2016年6月現在120kmへの引き上げのために動いています)。
場所によって制限速度が変わりますのでこの点は注意が必要です。
また、古い道路なのでところどころに「轍(わだち)」ができていて、走る時に不安定になりやすい場所もありますので、この点にも気をつけてください。

首都高を使って立ち寄りたいスポット

東京ゲートブリッジは江東区に作られた2.5km以上ある大きな橋です。
首都高からのアクセスは、環状線を利用して新木場インターチェンジで降ります。
海を渡る橋なので、潮風を浴びながらのナイトランは実に格別です。

意外なおすすめスポットは「羽田空港」。
こちらも首都高から向かうことができ、ナイトランの休憩場所にも適しています。
バイクの駐車料金は30分50円ですので、駐車してゆっくり空港内を散歩してみましょう。
羽田空港内は、飛行機の利用がなくてもカフェやレストランに入ることができるほか、買い物も楽しめます。
展望デッキからは飛行機の発着やきれいなネオンを楽しむことができ、ナイトツーリングはもちろん、デートスポットとしてもおすすめです。

遠出するとなると準備などで腰が重くなってしまいますが、都内のナイトツーリングであれば気軽に出かけることができますし、その充実度はかなりのもの。
なかなかツーリングの時間が取れないと嘆く都心在住のライダーに、ぜひ首都高のナイトツーリングを楽しんでいただきたいと思います。