ツーリングは一人で旅することを目的としている人もいれば、チームで行動してその感動や楽しさを共有することを大切にしている人もいます。
私は、どちらかと言えばもともとは、一人でツーリングに出かける方です。
しかし、最近ではチームでのツーリングも何度か経験しており、それはそれでまた違った面白さがあるものなのだと思っています。
今回はチームでのツーリングについて書いてみようかと思います。
チームの楽しさ
人は、同じ趣味を持った人と一緒にいると自然と会話もはずんで楽しい時間が過ごせるものです。
スポーツの趣味が共通の人や、音楽や映画など、その感想を話すために誰かと一緒に観賞をしに行く人というのも多いでしょう。
バイク乗りにとってもそれは同じことです。
車体のカスタムの方法から、走りのテクニックについてまで、話題はたくさんあるのですから、仲間と一緒にツーリングに出かけることは勿論、バイクに乗らない日でも一緒にご飯を食べたりして親交を深めることがあります。
その中で、次に行く場所について話し合ったり必要な装備や、それぞれ分担して積載できる量などから何を準備するのかについても考えたりします。
こういった時間は一人で黙々と計画を立てて準備をしている時の興奮とはまた違ったもので和気あいあいと学生時代のサークルのような楽しさがあるものです。
チームで動くことのメリット
また、チームで動くことによってツーリングの可能性も大きくすることができます。
チームの中には、整備の苦手な人も得意な人もいます。
整備の苦手な人でも集団で動いていればツーリング中に、万が一のマシントラブルが起きた時も、安心して対処してもらうことができます。
また、バイクによってはどうしても積載量に限界があることもツーリングでは悩ましいことの一つとなります。
私のようなアメリカンスタイルを愛車としているような人の場合には、比較的たくさんの荷物を積み込むことができますから、チームで動くときには、普段よりも大きめのテントを持っていったりすることで、より活動の幅を大きくすることも可能となります。
仲間の探し方
最近ではインターネットを活用することによってツーリングに一緒に向かう仲間を募集したりすることも可能となりましたが、それ以前には、バイク店で仲間を探すというのが一般的でした。
店員さんを通じて同じようなスタイルのバイクに乗っている人や、同じ行き先を考えている人などを紹介してもらったりお店によっては、募集掲示板みたいなものがあったりするのでそこで、呼びかけを行うこともできたのです。
こうして集まった仲間でツーリングに出かけると、自炊が得意な人がいればキャンプも楽しくできますし、人によってはプランを綿密に立ててくれる人もいますから、それぞれ得意な分野で役割分担を行うことで、一人の時よりも楽しい旅を行えます。
私も、そろそろツーリング中級者といったところなので、若い人たちと一緒に出かけてみるのもよいかもしれませんね。