「ゆるキャン△」でかわいいと評判のビーノ
ドラマの中に登場するバイクの中でも特に「かわいい」と評判になったるのが、「ゆるキャン△」に出てくるYAMAHAのビーノです。
「ゆるキャン△」は「まんがタイムきららフォワード」「COMIC FUZ」に掲載されたあfろの漫画で、アニメ化された他にテレビドラマにもなった作品です。
テレビドラマ「ゆるキャン△」は東京テレビの木ドラ25で2020年1月から3月まで放映された後、木ドラ24で2021年4月から6月まで「ゆるキャン△2」のタイトルで放映されました。
福原遥が演じる主人公の志摩リンはソロキャンプが趣味で、キャンプに行く際に活用しているのがYAMAHAのビーノです。
レトロなデザインがかわいいと、放映中もビーノの人気は急上昇でした。
テレビアニメの「ゆるキャン△」でも、ビーノのメーターなどの細かい描写が出てきます。
ですから、ビーノファンのライダーは「ゆるキャン△」を2倍に楽しめるはずです。
ビーノの歴史
ビーノは発売後すぐに人気モデルとなり、コラボモデルもいくつも発売されています。
特に女性向けのコラボモデルとして人気が高いのは、1998年5月に発売されたハローキティとのコラボモデルで、この時は4000台が限定発売されています。
2001年7月にも歌手の宇多田ヒカルさんがデザインしたコラボモデル「ビーノ CHUICHIバージョン」が2000台限定で生産され、話題になりました。
初代は一般的な2ストロークエンジンだったビーノですが、2004年3月に発表された2代目ビーノからは環境を配慮した水冷4ストロークOHC3バルブ&メッキシリンダーが採用された新開発エンジンが装備されています。
2007年11月からは燃料供給がインジェクション化するなど、見かけはレトロで女性向けのかわいいモデルですが、性能の面でも優れているのがビーノの人気の秘密です。
そんなビーノが登場したのは1997年で、ビーノはイタリア語でVINO(ワイン)という意味です。
なぜバイクの名前にワインが?と思う方も多いかもしれません。
現在のビーノはHONDA生産車
現在流通しているのは3代目のビーノで、YAMAHAに代わってHONDAが生産に着手しています。
3代目ビーノは同じレトロ調で、ビーノとはライバル関係にあったスクーター「ジョルノ」にデザインが似てきているのが特徴です。
アイドリングストップシステムやコンビブレーキ、OHC2バルブの49cc水冷単気筒エンジンなども、ジョルノとまったく同じです。
女性には非常に乗りやすい作りなので、これから新しくバイクを買おうと考えている女性ライダーはビーノを選択肢のひとつに入れてみるのもおすすめです。