愛車選びは楽しいけれど悩ましい

免許を取って始めてバイクを買うときはもちろんですが、愛車を買い換えるにあたっても非常に悩みますね。
魅力的なバイクはたくさんありますし、バイク自体安価なものではありませんので、何台も揃えるというわけにはいきません。
ここで、次の愛車を選ぶにあたり、抑えておくとよいポイントをいくつかご紹介します。

自分がバイクに求める性能をしっかり考える

最も重要なのは、「自分がバイクに何を求めているか」を明確にすることです。
一番最初に考えたいのが用途。
街乗りをメインにするのか、ツーリング時のみ使用するのか、それとも半々か……。

例えば日常使いオンリーなら、マニュアルバイクではなくスクータータイプのほうが利便性は抜群に上がります。
ツーリングで使用するなら走りを楽しめるマニュアルバイクのほうが楽しめますね。
その用途が半々ということになると、マニュアルバイクだけれど小回りが利いて扱いやすい車種が望ましいでしょう。
このように、用途を考えることでかなり車種が絞られていくはずです。

次に考えたいのがスタイリング。
好みの車体デザインはどんなものなのか、こまめにバイク屋さんに足を運び、いろいろなバイクを自分の目で見てみることはとても大切です。
まずはバイク雑誌などでどんなバイクがあるかを浅く広く情報収集し、気になるバイクを見つけたら実際にバイク屋で見てみる、というのが効率的ではないでしょうか。
たくさんのバイクを見ていくうちに、自分の好みのデザインが明確になってきますので、そこから少しずつ絞り込んでいくとよいでしょう。

新車を選ぶ？それとも中古車？

バイクを買い換えるにあたっては、新車を選ぶか中古車を選ぶかという点も重要になってきます。

まず新車のメリットとしては、メーカーのしっかりした保証がついているということと、すべてが新品ですので気持ちよく乗り出せるという点が挙げられます。
新車でないと加入できない延長保険を利用できたり、ディーラーから非売品の特典プレゼントをもらえたりするのもメリットですね。

中古車のメリットは、やはり車体価格が低くなるので予算を抑えやすくなること、昔人気のあったバイクの購入も可能となることなどが挙げられます。
旧車は故障が多く手入れも大変ですが、好きな人にはたまらない魅力がありますので、30年以上前に発売されたバイクを今でも丁寧に乗っているという人は多いです。

まずは、趣味で使うか、実用性重視かという点を切り分けると、ぐっと選びやすくなりますので、ご自身の求める用途を検討するところから始めてみましょう。
バイク仲間でマニア向けのバイクに乗っている人がいれば、購入のきっかけを聞いてみるのも参考になると思いますよ。