ツーリングウェアというものは、バイク乗りでない方にとってはどういったものなのか分からないということもあるかもしれません。
また、ライダースーツというと、革のジャケットに皮のパンツをはいて、がっしりとしたブーツをはいているようなイメージをお持ちの方もいると思います。
ツーリングウェアとはまさにそれのことを指します。
ツーリングウェアの必要性
ライダーの方の中には、真夏でもライダーズジャケットに身を包んで、皮パンを履いているという方もいらっしゃいますね。
はた目から見ると、あの恰好は、真夏にツーリングをするのには、少し重装備に感じますし、暑そうに思えてしまうものです。
もしかしたら、それをファッションだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ツーリングウェアというのは、ライダーにとっては非常に重要な装備となるのです。
というのも、ツーリングウェアを革製品で作るというのにはファッションより以前に安全性が考慮されたものなのです。
革素材というのは他の服の素材に比べて摩擦に強く裂けにくいという特徴があります。
そうです、あの皮パンと皮ジャケットは万が一転倒した時に自分の身を守ってくれるものなのです。
このため、夏場でもメッシュ素材のものを利用したりして、身の危険を減らすことに勤めているわけですね。
ツーリングウェアを新調
さて、私も長距離のツーリングでも200km程度の距離を出かけるときでもツーリングウェアを着用している一人なのですが、前に買ったツーリングウェアはもうかなりの年季が入っており、ぼろぼろになってきてしまいました。
そこで、この間、ついにツーリングウェアを新調しようと思い立ち、専門店に行ったのです。
そこで、見つけたのが、いかにもオールドスタイルな形をした真っ黒な革ジャンでした。
お世辞も通気性が良いとはいえませんが、着心地は良く、軽いために自分の体にもすぐにフィットしてくれました。
買う時の決め手
買う時の決め手は何と言っても、その値段と質です。
革製のツーリングウェアを一式そろえようとするととんでもなくお金がかかってしまうのは仕方ありません。
しかも、天然革の場合には、余計に値段が張ってしまうために中々踏ん切りのつかないものなのです。
それが、今回購入したものは、合皮のものと比べてもそん色のないくらい値引きがされていたのです。
その理由は、ジャケットの内側にほつれなどがあり、アウトレット品として扱う必要があったのだと、説明を受けましたが、外側にはダメージもなく見た目もドラッグスターに載る上では非常にかっこいいものだと感じました。
それにしても、少し高い買い物となってしまいました。
ですが、これでツーリングに行く楽しみがまた一つ増えたなと、ハンガーにかかった私のウェアを眺めながら思うものです。