モンキーにくまもん仕様?!

何時の時代も人気が高い「モンキー」

モンキーはかなり前から販売されている原付バイクで、昔から熱烈なファンを抱えた人気のあるバイクです。
そのデザインや利便性が人気ですが、使えば使うほど愛着が湧き、いじりがいがあるという点も人気の理由。
そんなモンキーですが、定期的にいろいろなバージョンを展開しています。
2014年に販売された「くまモンバージョン」のモンキーは、「猿から熊」という驚きもありますが、そのユニークさも話題になりました。

くまモンモンキーの詳細

くまモンバージョンのモンキーは、くまモンのイメージカラーである赤と黒を基調としたカラーリングで、これだけなら渋い別バージョンのモンキーと大差ありませんが、なんとタンクについているエンブレムが、「HONDA」のエンブレムと「くまモン」のイラストエンブレムです。
そしてキーもくまモン仕様で、モンキーはもともとマニア向けのバイクですが、さらにマニア向けのバージョンですね。

気になるお値段ですが、2014年の販売当初、消費税8%込みで336,960円で発売されました。
原付バイクで33万円以上というのは、かなりの高級バイクですね。
ちなみにモンキーは街乗り向けの原付バイクです。
燃費をよくするために、一般的な原付よりパワーを落としていますので、原付きでもバリバリ走りたい!という人には不向きかもしれません。
くまモンバージョンは「若者のバイク離れを止めたい」というHONDAの意向により、若者をターゲットにしているそうですが、パワーの面やこのデザイン、そして値段を考えると、若者にはちょっと手が出ないかな、と思ってしまうのが正直なところです。

モンキーオーナーから見るモンキーの魅力

今回ご紹介したモンキーはくまモンバージョンですが、これまでもモンキーはいろいろなバージョンの製品を発表しています。
2013年に発表された「ブラック・リミテッド」、2012年は「モンキー・リミテッド」、2006年にはモンキー発売40周年を記念して「初代モンキー」バージョンが発表されました。
ほかにもHONDAの人気バイクのデザインをあしらったものなど、数多くの特別バージョンが販売されており、モンキーマニアの間では、買い替えのタイミングを好みのバージョンのものが発売される時に合わせている人もいます。

モンキーオーナーの年齢層はさまざまですが、どちらかというと若者層よりも少し落ち着いた年齢層のオーナーが多く、またリピーター率が高いのも特徴です。
原付免許で乗れるという気軽さも魅力ですし、カッコ可愛いデザインに魅せられている人も多い様子。
くまモンバージョンの売れ行きを気にしつつ、今後発表されるモンキーの新バージョンにも期待が高まりますね。