バイクガレージハウスに住んでみたい

バイク好き必見の「ガレージハウス」

バイクの盗難被害は年々増えており、賃貸住宅で敷地外の駐車場にバイクを停めておくことに不安を感じる人は多いようです。
車とは違い、バイクは複数人で運んでトラックなどの大型車に乗せてそのまま運ばれてしまうので、盗難防止に行き詰まりやすいというのも悩みのひとつ。
けれど、敷地内駐車場のある賃貸物件は少ないし、あっても賃貸料が高くて手が出ない……。

そんな悩みを解決してくれるのが、最近話題の「ガレージハウス」です。
ガレージハウスは、物件内にガレージを設置することで、住居エリアと駐車場をひとつの建物内に納め、安全性が高まるのはもちろん、バイク好きのライダーが常にバイクの側にいられる環境づくりを成功させました。

1階部分がまるまるガレージ!

ガレージハウスの特徴は、1階部分をすべてガレージにして、2階を住居スペースにしているという点。
一軒家では、1階部分をガレージにして、2階、3階を住居にするという建て方をしている家をよく見かけますが、賃貸ではなかなか目にすることはありませんよね。
バイクはもちろん車も停められますので、両方大好きという人にはたまりません。
1階部分なので当然屋根があるため、バイクが雨にさらされることがない上に、いつでも気軽に整備できるというのもポイントです。

どんな人がガレージハウスに住んでいるの?

ガレージハウスを借りて住んでいる人は、40代から50代の人が多いようです。
賃料が少し高めということが理由のひとつかと思われますが、バイクや車を所有すること自体が都心部では贅沢なので、年齢層が高めというのもうなずけます。

これまでは貸し駐車場を利用していたというひとがほとんどで、ガレージハウスへの転居を決めたきっかけは、やはり盗難の心配が激減することや、バイク仲間と気軽に集まれる環境を作りたかった、という意見が多かったです。

住んでいる人の満足度が高いのも特徴

これまでの住まいからガレージハウスに引っ越したという人の7割以上が、現在の住まいに満足しています。
ガレージハウスに住みたいと考える人は、バイクや車が自分の生活の大部分を占めている人が多いので、満足度が高いのも理解できますね。

自分がガレージハウスに求めていた、盗難防止などの悩みが解消されたほかに、思った以上にセキュリティが充実している点や、台風の心配がなくなったことなど、プラスアルファの安心感があるというのも満足度が高い理由のようです。

住居と駐車場が別となっている賃貸物件の合計費用とガレージハウスの賃料を比べると、少しガレージハウスのほうが高いようですが、住まいと駐車場が一体化しているという点で大きなメリットがあります。
バイクと離れない生活を望んでいる人は、試しに内覧に出掛けてみてはいかがでしょう。