映画の舞台で有名なヤセの断崖

ヤセの断崖の魅力

ヤセの断崖は、石川県志賀町に存在する観光スポットです。
松本清張の映画「ゼロの焦点」の舞台となり、名を知られるようになりました。
ヤセという名前の由来は、瘦せている土地や身が痩せる様子からと言われています。

ヤセの断崖の魅力は、日本海を一望できる点です。
崖に打ちつける波の音を聞きながら潮風を感じられますので、海が好きなライダーはぜひ訪れてみてください。
ただヤセの断崖は絶壁で、過去には崩落したこともあるため、慎重に訪れる必要があります。

映画でヤセの断崖は、クライマックスという重要な場面で使用されました。
映画を見てから訪れれば、臨場感をより身近に感じられるでしょう。
天気がよければ美しい夕日も眺められますので、絶景を思い出に残せます。

ヤセの断崖へのアクセス

ヤセの断崖が存在する能登半島では、2024年に起こった地震の影響が残っているため、ルートが通れるかなどの事前確認が大切です。
事前に調査をしておけば、通行止めなどに巻き込まれず最適なルートでツーリングができるでしょう。

ヤセの断崖にアクセスする際に使う千里浜なぎドライブウェイは、日本唯一の砂浜を走れる道路です。
バイクでも走れるため、砂浜という新鮮な感覚を楽しみながらツーリングができます。
波の状況によっては走行できないケースもあり、事前に確認しておくと安心してツーリングが可能です。

国道249号線から県道49号線を進んでいくと、途中でヤセの断崖を確認できます。
他にも義経の舟隠しや関野鼻といった観光名所があるので、訪れておくのがおすすめです。
また、ヤセの断崖には駐車場がありますので、バイクで行って問題ありません。

その後再び国道249号線へ向かっていくと、トトロ岩と呼ばれる岩を見られます。
この岩は権現岩という名称で、目玉が付けられよりトトロに近くなった姿を観察できます。

ヤセの断崖周辺のおすすめスポット

能登半島は観光地として有名な場所なので、ヤセの断崖以外にも多くのおすすめスポットがあります。
関野鼻は自然に作られた岩から、広い海を見られるスポットです。
ヤセの断崖へ向かう途中で訪れやすい場所のため、立ち寄ってみるのがおすすめです。

世界一長いベンチも志賀町のおすすめスポットで、このベンチはボランティアの手によって作られた、美しい夕日を眺められる場所でもあります。
長さがあり、いつ訪れてもほぼ確実に座れるため、休憩空間としての利用が可能です。

志賀町の道の駅「ころ柿の里しか」は、地元のグルメを楽しみたい方におすすめとなっています。
ころ柿を利用したソフトクリームは、ぜひ食べておきたい一品です。
地元の農作物やお菓子も購入できるので、食べ物で現地の魅力を感じましょう。

さらに道の駅の特徴としては、「アクアパーク・シオン」と呼ばれる温浴施設がある点が挙げられます。
ツーリングで疲れた身体を癒す場所として最適な所です。